この度、ハンモックピローが特許登録されました。

神奈川県発明協会でご指導を受けながら、自分で出願した特許です。

 

ハンモックピローは2014年夏に、我が家のダイニングで生まれました。正確には椅子の下です。

長い間、肩こりで頭痛持ちだった私は、日ごろから頭痛薬のお世話になっていました。頭が痛くなる前には、決まって首が重くなり頭の重さを感じました。そのため、首の負担をとるために、椅子の下にタオルを吊るして頭をのせてみたのがハンモックピローの出発点です。

地球上に重力があるのは当然のことですが、その重力によって私たちの身体は縛られ、常に下へ下へと引っ張られています。

身体って本当に重いですから、姿勢が崩れるのは当然です。頭って本当に重いですから、首や肩がこるのは当然です。

その誰もが当然と思う事に対して、「え?でも、どうにかならない?」という疑問を投げかけたことから、ハンモックピローのアイデアは生まれました。

誰もが当たり前と思っていることに疑問を投げかけて、発想の転換をすることで、何かが変わることって多いわけです。だから、これから先の、誰もが当たり前だと思っている世の中の流れも、「え?でも、どうにかならない?」という発想を持っていれば、もっと明るい未来が作れるのではないかという気がします。

私のような若輩者がエラそうに言うのもおかしな話ですが、特許をいただいた事に免じて続けさせてください。

 

愚痴や、恨み言を言っても何も良くなりません。ストレスでがんじがらめになっても何も解決しません。

考えただけでも何も変わりません。

とりあえず、やってみる。とりあえず、試してみる。

お金をかけずに、できることをやってみる。すると、思ってもみなかった何かが生まれることがあります。

私たちの中には、まだまだ使われていない可能性というエネルギーがあると思います。

是非とも、そのエネルギーを使って、自分も他人も良くなるためのアイデアを考えてみてください。

 

どうしたら、大雨が降っても安全でいられるでしょうか。

どうしたら、地球温暖化が止められるでしょうか。

どうしたら、福島原発の処理ができるでしょうか。

どうしたら、医療費介護費の増加を抑え、若い世代に負担をかけなくてすむでしょうか。

どうしたら、がんの治療法が見つかるでしょうか。

どうしたら、認知症を止められるでしょうか。

どうしたら、いじめで苦しむ子供を救えるでしょうか。

どうしたら、戦争をしなくていい世の中を作れるでしょうか。

どうしたら、人は幸せに生きられるでしょうか・・

 

ちっぽけな人間の夢想が、世界を変えると信じています。

まだまだこれから、歩みを止めずに精進してまいります。

 

これまで、ハンモックピローを支えてくださった全ての皆様に、心から感謝いたします。